HOW TO MAKE PMC JEWELRY?

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PMC作品制作動画&FAQ
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PMC作品制作動画
FAQ

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FAQ

PMCについて
粘土状態の造形について
乾燥について
乾燥体について
焼成について
仕上げ研磨について
仕上げ加工について

PMCについて

Q 初心者に使い易い粘土は?
A PMCフレックス粘土がお勧めです。他の粘土より造形に時間をかけてもやわらかさが長持ちし、PMC3よりも造形時間が15%ほど長くなっています。特にPMCレスキューという柔軟剤がセットされているものなら、乾いて使いにくくなってもPMCレスキューを数滴混ぜ込むだけで元の粘土に戻せるので安心して造形できます。
Q オーブンでは焼成できませんか?
A 銀粘土の焼成には最低600℃なら30分、700℃で15分、800℃以上で1分の焼成温度と時間が必要なので、オーブンでは焼成できません。
Q 銀粘土は縮みますか?
A 粘土の状態から10~20%収縮します。焼成する温度によっても変わります。
例えば電気炉で900℃10分焼成すると20%近く縮みますが、その分焼結性が良くなります。
Q 使い残しの銀粘土を袋に戻していたら、数か月後に固くなっていました。固くならない保存方法は?
A 銀粘土はラップでしっかり包んでテープで留めて空気に触れないようにします。それをファスナー付のポリエチレン袋に水で濡らしたティッシュを一緒に入れて空気を押し出してファスナーをしっかり留めれば長持ちします。
又はウェットボックスで保管することをお勧めします。
Q 純銀粘土の純銀は、彫金の鋳造の純銀と同じものですか?
A 純銀粘土の場合は、紛体冶金の純銀なので、鋳造の純銀とは異なりますがほぼ同じ加工ができます。

粘土状態の造形について

Q 作る時ラップや粘土板にも粘土が付着します。粘土が付着しないものはありますか?
A シリコンシートやポリエチレンシート(PP袋等)を下に敷くと粘土離れがいいです。
Q 手に粘土が付着しないようにするには何のオイルを付けたらいいですか?
A 銀粘土販売店等で購入できる造形用オイルがおすすめです。ほかには、マッサージ用の純正オリーブオイルがべたつかずに使えお勧めです。
Q 0.3㎜位の厚さの紙状に伸ばす時はどうしたらいいですか?
A 薄く延ばした粘土の両脇にトランプのカードを置いてローラーで伸ばします。
この時、粘土を、縦、横方向に交互にローラーで伸ばすと均一なシートができます。薄くのばす時は粘土が粘土板やローラーに貼りつくので、必ずポリエチレンシートで挟んでのばしましょう。
Q 同じ大きさの小さなボールを作りたいのですが、計量器が必要でしょうか?
A 粘土を均一な厚さに伸ばし、手持ちの型抜きで抜いて必要な大きさの体積が決まれば
同様に型抜きでたくさん抜けば全て同じ体積になります。
小さいボールなら1㎜厚のシートに好みのサイズのストローで抜き、息で吹き出せば小さな同じ体積が取り分けられます。
Q 手が人より暖かいのですが、造形中の粘土の乾きも早いのでしょうか?
A 銀粘土は体温で乾きやすくなり、ヒビが入るのも早くなります。
乾きの遅い市販のの粘土で造形までの手順を確認してから銀粘土での造形に時間をかけないようにする事をお勧めします。
Q エアコンを入れた部屋で作ると乾きやすくなりますか?
A エアコンは直接粘土に当たらない方がいいと思いますが、気にしなくて大丈夫です。
おしぼりに水を含ませたものの上にラップで包んだ銀粘土をのせ、お茶碗のようなものをかぶせて置けば、造形中の残り粘土もしばらく乾かずに置いておけます。

乾燥について

Q ドライヤー乾燥させると反ってしまいました。なぜですか?
A ドライヤーで上からだけ強制乾燥させると先に上側の表面が乾いて縮みが進み、それに引っ張られて反ってしまったり下側が窪んだりします。ドライヤーは箱の中に網のボウルを伏せて置き、その上に粘土をのせて上からドライヤーをかけると、下からも跳ね返った熱風が当たるので、反らずに乾かせます。
完全に平らに乾かしたい時は、薄いベニア板等に挟んで乾燥させます。
Q 銀粘土が乾いている事を確認する方法はありますか?
A ドライヤーで熱風をかけて銀粘土を熱くしてすぐに鏡の上に乗せてみます。
鏡の銀粘土を置いたところに湯気の曇りが出なければ中まで乾燥しています。
Q 変形しない乾燥の方法はありますか?
A 薄いべニア板など、水分を通すものの上に置いて自然乾燥させれば変形しません。
乾燥は大きさにもよりますが1日位置いてください。厚みのあるものや雨の日は数日か
かる事があります。
Q ホットプレートでの乾燥も可能ですか?
A 保温の温度設定で造形板(薄い板)の上にのせて乾燥します。
直接のせると反る事があるので保温の温度設定で薄い板等の上にのせて乾燥します。

乾燥体について

Q 乾燥させてから加工はできますか?
A 乾燥後は、彫刻刀、カッター、棒ヤスリ、サンドペーパー、スポンジ研磨剤などで加工、修正が可能です。
Q 乾燥させたら傷が見つかりました。修正はできますか?
A 細かい傷はサンドペーパーの320番→600番などで削り落とします。
大きなヒビ等はその部分に水を少し塗って湿らせて粘土を擦り込んで少し盛り上げて再乾燥させます。その後サンドペーパーで整えます。
Q 焼成前にしておくことはありますか?
A 焼成後は銀(金属)になってしまい修正が大変になるので、石膏程度の乾燥体の時に表面が触って滑らかになるまでしっかり仕上げておきましょう。
ペーパーなら600番→1200番→2000番まで使って美しいラインを指で確かめながら仕上げておきましょう。
Q ヤスリで削っていると乾燥体が銀色になってヤスリがかからなくなりました。
どうずればいいですか?
A 同じ場所に摩擦が加わると硬くなって銀色になってきます。今使っているヤスリよりも粗い番手のヤスリにかえてみてください。その後ヤスリの番手を細かくしていきます。
Q 削った乾燥体の粉がもったいないのですが、使いようはありませんか?
A 削った粉には不純物が混ざっている可能性が高いですが、それを理解した上で使うならPMCフレックスとセットになっているPMCレスキューを数滴足してラップで練れば粘土に戻せます。

焼成について

Q シルバーポットで焼成する場合、1個の固形燃料で焼成できるのはどのくらいですか?
A 粘土重量で20gまでです。リング等で芯材を一緒に焼成する場合は1個ずつです。
ボリュームリング等で粘土のみで20gを超える場合は2回連続で焼成してください。
その場合はポット、網、銀粘土の全てが非常に高温になっていますので、少し冷ましてから再焼成してください。
Q 電気炉で焼成する時は何度で焼成したらいいですか?
A 温度は高いほど短時間焼成が可能で800℃~850℃がお勧めです。
常温から入れてリングの場合などは10分キープしてください。。
Q シルバーパンで焼成したら溶けてしまいました。自宅のカセットコンロは3300Wですが溶かさずに焼成する方法はありますか?
A まずシルバーパンを置いてコンロの火を強くします。パンの赤くなる部分を確認し火を消します。米粒大のPMCを潰して赤くなった部分に置き、四角い網をかぶせて火を点けます。弱火で煙が出たら中火にします。粘土がオレンジ色に輝く時のコンロの火加減の位置を確認してください。その後5分焼成しても溶けなければ、その位置で焼成します。
もしも溶けたらそれより小さい火加減で焼成します。
(粘土のオレンジ色を確認する時、照明を暗くすると分かりやすくなります)
Q シルバーポットのハットを無くしてしまいました。あれがないと焼成できませんか?
A ハットは必要です。ポットから飛び出す炎を網の熱に変えて熱を留めるフタの役目をするので、ポット内の温度管理上必要になります。お求めのショップでご注文頂けます。
Q 焼成できたがどうか確認の方法はありますか?
A 焼結体に水がしみ込まないようであれば大丈夫です。

仕上げ研磨について

Q 焼成直後の白い状態がとてもきれいですが、このままの色が保てますか?
A 純銀なので、空気に触れているとやがて黄変してしまいます。(硫化)
その時はシルバークリーン等に浸けるだけで元の白さを取り戻します。
Q ブラシ磨きはステンレスブラシと真鍮ブラシのどちらがいいですか?
A 表面にテクスチャーや溝がたくさんある作品はステンレスブラシが簡単に磨けます。
ただ、鏡面仕上げにしたい場合は表面に傷が残るので、真鍮ブラシで流水の下で磨く事をお勧めします。水に流しながら磨くのは真鍮の粉が銀に入り込むのを防ぐためです。
Q 焼成後白くなるのはなぜですか?
A これは銀の結晶が表面に立っている状態で、表面の凹凸により光が乱反射して白く見えているものです。表面の結晶をならす(平滑にする)ことで銀そのものの色が出てきます。

仕上げ加工について

Q いぶし方を教えてください。
A 銀をきれいに研磨しておきます。歯ブラシに重曹を付けて水で湿らせ、銀を丁寧に磨いて表面の油分を洗い流します。100㏄位の熱湯にいぶし液を1~2滴入れて銀を中に入れます。真っ黒になったら取り出して水で洗い流します。いぶしを落とす部分は細かい番手のペーパーや研磨剤入りのクロスで取り除いて磨きます。
Q マット仕上げにするにはどうすればいいですか?
A 簡単な方法なら、仕上げにスポンジ研磨剤のウルトラファインで磨くとマットな仕上がりになります。

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